生活への安全対策

 
 【 ヒートショック対策 】
  
  急激な温度変化で血圧の乱高下・脈拍変動が起こるヒートショック。
  高齢者の被害が多発しています。
  
  対策としては、以下があげられます

  ・床・壁・天井の断熱性能を向上させる。
  
  ・浴室、トイレに暖房機等を設置する。
  
  ・部屋と部屋の温度差を少なくする。


  
 【 バリアフリー対策 】

  ・床の段差解消・手摺の設置・出入口扉を引戸等に交換
   トイレのドアが内開きだと、中で倒れた場合、救助が困難になります。
  
  ・寝室とトイレは近いほうが安心
  
  ・介助スペースの確保が必要
  
  ・減税、補助金等の支援制度を活用できる場合があります。
   ケアマネージャーさんや工事を依頼する方等に相談され是非活用して下さい。
  


  【 水廻りの安全対策 】

  ●ご夫婦2人住まいの浴室リフォーム例
  
   
 
  
  
  
  在来工法でリフォームしました。

  洗い場の腰掛を立ち座りの楽な40cmの椅子とし、
  それに合わせてシャワー水栓の高さも決めました。
 
  

  窓はヒートショック対策に、内側にもう一つ取り付けました。
  
  
  
  
  ●車椅子対応可能な洗面化粧台


    

  足元を広く取り、車椅子でもゆったりと使える設計。
  インテリアにも調和するデザインです。

  
   

  操作レバーを本来の中央部と、
  手の届きやすい右手前とで選ぶことができます。
  
  
  
  
  ●レストルームの傾向

  機能性にこだわった商品も

   

  

   大型のセラミックパネルを床に設置。
   臭いや汚れ等を抑制し、清潔に保つことができます。


  

  床から浮いているのでお掃除しやすく、
  すっきりとしたデザインです。
  
  
  
  
  【 照明について 】
  
  

   このグラフのように、
   人は年齢と共に明るさに対する感覚が鈍くなってきます。
  
   そこで、6帖のお部屋には8帖用、8帖には10帖と、
   ワンランク上の照明をご提案しています。
   
   
  
          
   
   トイレ、廊下、玄関などには人感センサー付きの照明もおすすめです。




  【 防犯対策 】

  防犯カメラやセキュリティーサービスの普及により、
  泥棒は減少傾向にあるようですが、
  高齢者を襲う強盗事件は増えています。
  
  木造住宅の防犯対策としては、以下のものがあります。

    

  ・ピッキングなどの開錠に強い錠前か(特殊工具を用いた侵入手口)
  ・ワンドア、ツーロックになっているか
  ・扉や周囲にガラスがはめ込まれていないか
  ・雨戸の場合、外れ止めが付いているか
  ・身を隠せないように見通しがきくか(塀・植栽)
  ・敷地内にセンサーライトを取り付ける
  ・窓に格子を取り付ける
  ・ガラスは破壊に強いか(防犯ガラス、強化ガラス)
  ・腰壁で視界を遮っていないか(塀・植栽)
  ・防犯カメラの設置
  
   ・侵入の足場になるものをつくらない。
  
  
  
  
  
  
  

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